Friday, December 7, 2012

湾仔でタパス - Tapas in Wanchai

友達に誘われ、湾仔(ワンチャイ)に最近オープンしたという、話題のタパスバーに行きました。


22 ships
G/F, 22 Ship Street, Wan Chai
灣仔船街22號地下

住所の道の名前(22 Ship Street)が、そのままお店の名前になっています。



電話予約は受け付けないので、7時の時点で1時間待ち! 

金曜の夜だしね・・・


なので、予約をし、近くのベトナム料理レストランで軽く食べて、その後行くことにしました。
順番が近くなったら、電話をくれるとのこと。


1時間後戻ると、まだ空いてなかったので、待つこと15分ほど。


電話がかかってきました。

席が空きました!

早速入ります。

お客さんも、キッチンも、半分以上が西洋人の方で、にぎやかです。

小さいお店で、ウェイターさんも、忙しそうに動いています。

バーカウンターに通されました。


Hi ladies, my name is xxx. と、ウェイターさんが自己紹介してくれます。
Would you like to start with sangria? と言われたので、そのお勧めのサングリアにしました。







すぐ目の前で作ってくれます。ぎゅうぎゅうのキッチンで大変そう!
でも、てきぱきと作っているのを見るのが楽しい。






1品目は、酸味のあるのにしようと友達が言うので、これを頼みました。


トマト

Heirloom tomato, red onion, sherry vinegar: 58HKD





お次はホタテ
Scallop ceviche, yuzu dressing, soy, cucumber and apple: 108HKD



メニューを見ると、Miso とか、Yuzu 等、日本の食材を使ったのもちらほら。


友達は、お肉はあまり食べないので、今回は野菜とシーフードだけ頼みましたが、お次はこちら。



Roasted Padrón peppers, green chili, garlic and sea salt: 68HKD



オーガニックだよと、中から出てきたシェフが熱心に説明してくれました。

種ごと食べて、火を噴きそうになりました。笑

皮だけ食べたら辛くないです。たくさん食べれちゃう。

塩加減も丁度良く、塩もおいしい。良いお塩を使っているようです。



イカ。
イカの衣に少しチリが入ってて、ピリッとうまい。
黒いのは、イカ墨のアイオリソース。これも絶妙。

Salt and pepper squid with ink aioli: 78HKD




お腹がいっぱいになったところで、デザートタイム! 

注:ここ入る前に、二人とも麺を軽く食べてます。この小さいタパス4品でお腹いっぱいになるような小食の二人じゃないです。笑


緑色のシャーベット。何だと思いますか?



Crispy lemon meringue, cucumber sorbet, gin jelly: 68HKD



抹茶じゃないですよ。


正解は!



Cucumber 胡瓜です。

さっぱりとしておいしい。

黒い粒粒は、少し塩気がありますが、ちょびっとだけだと何かわからない。

これが何か、目の前で作っている女性に友達が聞くと、

What's your guess? I always let my guests guess.

と、お客さんを楽しませることも忘れてないですね。

簡単には教えてくれません。

Do you wanna try more? と言われたので、Yesと答えると、彼女は黒い粒粒を、小さじ三分の一ぐらい友達のお皿に置いてくれました。

私もそれを分けてもらい、10粒ぐらい一気に食べると、今度は味がわかりました。

答えはオリーブ! 乾燥させたものです。


オリーブと言うと強い味ですが、このデザートに散りばめらているように、数粒だけ口に入ると、軽い塩味が、メレンゲ、マシュマロ、シャーベットの甘さを引き立てる良い脇役。
シャーベットは胡瓜なので、軽い爽やかな味ですが、その味の邪魔もしていないし、バランスが取れてます。

さらに、ほろ苦いGin Jellyがいい仕事してます。


そして、取りを飾るのは!

じゃーん



Goat's cheese sorbet, honey comb, walnut: 68HKD




これは高得点。

チーズ好きにはたまりません・・・

塩味と甘味のバランスがよく取れたデザート、好きです。

ここにWalnutを少し入れるのも、微妙なほろ苦さが加わって絶妙。バナナも下に少し入ってます。

Honey combが、噛んでいるうちに奥歯にくっつくのが難点ですが、それを除けば満点。

食べ物にうるさい友達も、もう少し軽めでサクサクだったらいう事ないね と言っていました。

ちなみに、このHoney combは自家製で、蜂蜜にベーキングソーダを入れて作るんだよ、とオリーブクイズを出してくれた女性が教えてくれました。彼女はお父さんは香港人だけど、生まれ育ったのはカナダだそうです。

日本に交換留学で1年ほどいたことがあるらしく、日本語も出来ました。



お会計タイム。


お一人300HKD程度。 (サングリアは1杯だけ)



お腹空かせていったら、もっとかかります!

タパスだから、1品が小さくて、ターゲット層が西洋人だから仕方ない。


と、いうわけで、ちょっと奮発した金曜のディナーでした。

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